カメラストラップ(ニンジャストラップ+C-Loop)のレビュー

ストラップ

こんにちは、なるです。

仕事柄、肩コリのひどい人と接する機会が多いのですが、ホント大変そうですよね。

僕は、あまり肩コリがないんですけど、パソコン作業が続いたり、重い機材を持って撮影で外を歩き回ったりすると、さすがに肩コリになったりもします。

特に、重いレンズを付けての撮影ってなかなか肩にきますよね。

ニンジャストラップ+C-Loop

普段カメラに付けているストラップはこのセットになります。

使いやすいCanon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO1600)

かなり快適ですので、軽くおすすめさせていただきたいと思います。

ニンジャストラップを使うまで

このニンジャストラップを使うまでは、カメラを買った時についてくる純正のストラップをそのまま使っていました。

ストラップって、言ってしまえば出来上がる写真になんの違いも出ないじゃないですか。

カメラそのものの性能には影響がない物ですよね。

なので、ストラップをわざわざ買うっていう感覚がまったくありませんでした。

Nikon巻き

ただ、巻き方(ストラップの取り付け方)にはこだわっていました。

それは、Nikon巻きです。

ニコン巻きCanon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO3200)

もともとNikonの報道の方が使っていたというこの留め方は、余ったヒゲが邪魔にならないっていう点と、ほどけづらいっていうメリットがあります。

せっかく買った大事なカメラを落としたらイヤですし、余ったヒゲのピロピロって意外と邪魔なときありますもんね。

ちなみに普通の巻き方でストラップがほどけて落ちたっていう話は聞いたことないですが…。

70−200mmf2.8の大型レンズを買ってストラップも変えました

もともと、普通の純正ストラップをカメラの肩の部分に、よくある感じに普通に付けていたのですが、大きなレンズを付けたときのバランスの悪さと、マウントへの負担を考えてストラップの取り付け位置を考えるようになりました。

通常のカメラのストラップ取り付け位置だと、レンズの重みすべてをマウントで支えることになるんですよね。

動かないでただじっとしているだけなら、まだいいですけど、その状態で歩いたりするのはカメラが壊れそうで怖かったです。

なので、大きなレンズをカメラに付けた状態で移動するときにはレンズを手で持って移動していました。

ずっとレンズを持つのも疲れるので、たまに三脚座に指を引っ掛けて持ったりもしてたんすけど、バランスがいいんですよね。

ま、三脚に取り付けるための部分なので、カメラとレンズのバランスが取れるのは当たり前の話なんですけど笑

そこで、何か三脚座にストラップを取り付けられるパーツがないかとネットで探した時に見つけたのが、C-Loopでした。

そして、そのC-Loopを調べるとニンジャストラップと組み合わせると最高に使いやすいと。

YouTubeなどで動画がアップされているのを見て、たしかに使いやすそうだったので買ってみました。

Ninja Strap(ニンジャストラップ)

このストラップのいいところは、長さの調整が瞬時にできるっていうことです。

撮影するときにはサッと伸ばし、撮影終わったらシュッと縮める。そんな動作がとにかくやりやすい。

もちろんその人なりの好みの持ち方はあると思うんですけど、ニンジャストラップの基本は斜めがけになります。

その状態で、片手でカメラを保持して、リリースバックルを引くとストラップが緩んですぐにカメラを構えられます。

伸ばすときCanon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO1600)

そして、縮めるときにはストラップの終端を引けばいいだけ。

縮めるときCanon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO1600)

通常のストラップだと長さは固定されてしまうので、移動時に体にフィットさせるような長さだと撮影が窮屈だし、逆に撮影しやすい長さだと移動の時にカメラがブラブラしてしまって歩きづらいし、何よりカメラやレンズを何処かにぶつけてしまいそうで気を使いますよね。

C-Loop

このパーツを使ってストラップを三脚取付穴に付けることができます。

このC-Loopのいいところは、取り外しが楽ということと、くるくる回るということ。

まず取り外しなんですが、これが何か工具が必要になると一気に使用感が悪くなると思うんですけど、引き起こし式のつまみがついているので指で回すだけでしっかりと締めれるし、取る時も楽に緩めることができます。

C-LoopCanon G7X Mark II (18.138mm, f/6.3, 1/50 sec, ISO6400)

なので、普段は三脚取付穴につけて、大きいレンズで三脚座がついているものはそちらに取り付けて使用するっていうことが簡単にできるので便利です。

ちなみにminiの方はコインで増し締めするタイプになります。

そして、もう一つの利点くるくる回るということなんですが、回ることでカメラが体にフィットしやすくなります。

ストラップの通常取り付け位置(カメラの肩の部分)にストラップを付けていると、レンズが前に出っぱったりしますけど、このC-Loopを使うと、レンズの重みでレンズが下を向く形になるので、体にフィットしやすくなるんです。

体にフィットCanon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO2000)

それともう一つ、ストラップを斜めがけにする時に左右どちらにも掛けることができるんです。

どういうことかというと、純正タイプの長さ固定式のストラップの場合には関係ないのですが、ニンジャストラップのようにバックル操作があるものをカメラの肩の部分に固定してしまうと、左右どちらかにしかかけれないんですよね。

通常と逆に掛けるとバックルが背中側に行ってしまう、もしくはレンズが身体の方を向いてしまうので。

なので、ニンジャストラップにはこのC-Loopのようにくるくる回るパーツとの相性がすごくいいんだと思います。

ニンジャストラップとC-Loopの気になるところ

すごく気に入っているんです。

ただ、気になるところがあるのも事実です。と言ってもあえて言えば程度のことなんですけど。

三脚穴に取り付ける

これは、もうどうしようもない話なんですが、三脚使用時にワンアクション動作が増えてしまうということ。

三脚を使うのに外して、終わったらまた付けて。

家で使っている分にはいいんですけど、外で移動しながらってなるとストラップのない状態の、カメラを手に持っての作業が少し怖いんですよね、落としたらどうしようと。

C-Loopの強度

C-Loopの素材は、航空機などにも使用するようなグレードのアルミ削り出しという丈夫なパーツです。

だけど、あくまで金属。

何かのきっかけでポキっとネジが折れる可能性もゼロではないですよね。

それを言ったら、通常のストラップ取り付けの金具も一緒なんですけど、ネジ一点で支えているっていうのがなんだか。

ネジで支えるCanon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO4000)

昔、工業工作でネジを何回かねじ切った(回しすぎてネジが折れちゃうことです)ことがあるので、あまり信用していないんですよねネジ。。

ニンジャストラップのバックルは取り外し式

なぜこういう仕様なのかがイマイチわからないのですが、はめ込む形のカチッとする取り外し式のバックルなんですね。

なので、何かの拍子にそのバックルが外れたらカメラとレンズはサヨナラです。。

ただ、こちらは買ってすぐに対策済みで、強度の高いPEライン(釣り糸)でバックルの取り外しボタンを押しても外れないようにしてしまったので、今は安全です。

釣り糸で固定Canon G7X Mark II (18.138mm, f/5.6, 1/100 sec, ISO6400)

値段

高いです笑

ニンジャストラップ+C-Loopは今後も使い続けます

三脚使用時の取り外しやC-Loopの強度が気にならなくはないんですけど、一度この快適さを味わってしまうともう戻せないですね。

ほんと便利です。

今は、大きなレンズを使って撮影することがないので、一旦はC-Loopをやめてニンジャストラップをカメラに直接つけようかとも思ったんですけど、それだと左右どちらかからしか斜めがけができなくなってしまうので、それはそれで使い勝手が落ちてしまうので今後も使い続けることにしました。

ただ、やっぱり強度は心配な面があるので、強く締めすぎないようにして、こまめに緩みをチェックするように使っています。

落下に関しては可能性がゼロではないので、絶対的に誰にでもおすすめとは言えないですが、カメラの取り回しの快適さを向上させたい方は一度使ってみるのをおすすめします。

ほんと快適ですよ。

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